今日は「コース管理の仕事」についてちょっとご紹介!
芝を刈ったり、バンカーを均したりといった作業を思い浮かべる方が多いと思いますが
こんな地味~な作業も梅雨の合間で行っています。
さて、何をしているのでしょうか?
これは、スポット的にグリーンの排水を手助けするような作業、です!
排水を手助けとは?
どんなコースやどんなグリーンでも、
長年の営業期間の内に少なからずは不具合(劣化)が発生します。
雨が降ると排水が悪いところがある…晴れてもいつ乾くんだろう?といったようなもの。
そのままにしておくと年々症状は悪化してしまうため、
何らかの策を講じてこの不具合(劣化)を改善させなければなりません。
ということで…!
芝の根本であるグリーンの構造に手を出すと大掛かりになりすぎるので、
今回、写真のように15㎜程のドリルで強制的に深さ40㎝の穴をいくつも開け、
そこに「蝦夷礫(えぞれき)」という砂を入れました。
これがまた、地味~に大変な作業なんですが…
部分的に土壌の入れ替えを行うことで、
その後の改善を感じられるようになってくるのです。
「芝生(コース)は手間を掛けたら掛けた分だけ良くなる」
と思っているので、どんな地味な作業でも、最高のコースのため!
私の試行錯誤の日々はまだまだ続きます!(笑)
by キーパー稲垣