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高山社跡
日本の近代養蚕法の標準「清温育」を開発した場で、長らく養蚕の実習場として利用されていました。また日本国内のみならず中国や朝鮮半島からも生徒を受け入れていました。
歴史
画像提供:群馬県世界遺産推進課
高山長五朗が開発した換気と温湿度管理をきめ細かく行う「清温育」を確立し、その普及のために1884(明治17)年に養蚕教育機関「養蚕改良高山社」を設立しました。富岡製糸場が繭の改良運動を始めると、外国種や一代雑種の試験飼育、農家への飼育指導等に協力しました。
見どころ
画像提供:群馬県世界遺産推進課
- 「住居兼蚕室」
- 1891(明治24年)に建てられ「越屋根」は田島弥平から学びました。換気のための大きな掃き出し窓、欄間、蚕棚の下の通気口、すのこ状の天井や、温度調節のための囲炉裏、火鉢置き場、床面の通気口などが造られています。
- 「桑貯蔵庫」
- 桑を一時的に保存する施設。現在は石積み部のみ
- 「長屋門」
- 江戸時代に建てられたもの。養蚕道具、農具の保管に利用されていました
見学について
解説員がおります。高山社や養蚕の歴史等について解説いたしますので、お気軽にお声掛けください。
見学時間:9:00~16:00 休館日(12月28日~1月4日)
詳しくはこちら 群馬県藤岡市HP「高山社跡」