第4回 2013年5月28日開催リポート
料理に合わせて用意した日本酒は東北地酒3種類です。
左から、山形県村山市の蔵元が造る[十四代 純米吟醸 中取り播州山田錦]です。
人気が高く手にはいりにくい、ワインに近いようなフルーティーな味わいです。
真ん中が宮城県大崎市の一ノ蔵酒造が造る特別純米酒『大和伝』になります。
凛とした刀姿を思わせる切れ口の鮮やかさが特長の日本酒です。
右にあります日本酒は岩手県二戸市の蔵元・南部美人がその名も『南部美人 本醸造辛口』です。地元の人愛されているクセのないスッキリとした辛口です。
厨房では、小成料理長の指示の元
料理人たちが料理を仕上げていきます。
会が始まる前は、好きなお酒を飲みながらお待ちいただきました。
先附 「生雲丹殻盛り 海水ジュレ掛け」と「山菜のお浸し」になります。
海と山のコラボレーションです。
ディナーは、日本酒や料理の解説を聞きながら、終始和やかな雰囲気で進んでいきました。
こちらは、前菜になります。
「三元豚と早生ともとの寄せ沙羅だ」、「郷土料理めかぶとろろ」
「茗荷の黄身寿司」「白瓜の昆布射こみ」
「ほろほろ鳥の炙り焼き 新牛蒡味噌添え」になります。
目にも鮮やかな、前菜です。
こちらの前菜には、岩手の地酒「南部美人」を合わせました。
スッキリとした辛口のお酒です。
こちらはお椀替わりの、「鮎並女の葛打ち」になります。
たらの芽と木の芽をあしらってあります。
4品目はお造りで、「本鮪・皮はぎ・帆立貝」になります。
東北の海であがったものばかりです。
温物です。「鱶鰭の山椒煮」になります。
原木椎茸やタラの芽があしらってあり
山椒の香りが程良く効いています。
香りある温物には、宮城県のお酒「特別純米酒 大和伝」を合わせました。
凛とした味わいのお酒です。山椒の辛さとも良く合いました。
中皿と出しましたのが、「岩泉短角牛の炭火焼き」です。
山葵の泡のソースとバルサミコ酢の入ったお醤油でお召し上がりいただきました。
こちらの料理には「十四代 純米吟醸」を合わせました。
フルーティーな味わいが、お肉やソースと良く合っていました。
季節感のある一品です。
付け合わせは、新玉葱のゆかり漬けと空豆の艶煮になります。
締めの一品、お食事です。
焼き穴子と新生姜のおこわ・茶豆の味噌仕立て
香の物になります。
こちらは、旬の果物を使ったデザートになります。
左から、「キルシュとバニラのムース さくらんぼ添え」
「枇杷のコンポート」「菖蒲の雫」です。
見た目も可愛いらしいデザートです。
過去のイベント報告
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